ahirugwa のすべての投稿

【業務紹介】浄化槽の点検

突然ですが、皆さんのご家庭にある浄化槽、

きちんと管理業者に点検を委託されていますか?

「浄化槽って、なんだかよくわからない…」

「点検なんて、面倒だな…」

そう思っている方もいるかもしれません。

でも、浄化槽は私たちの快適な暮らしに欠かせない、とっても大切な設備なんです!

今回は、浄化槽の保守点検内容についてご紹介しますね。

そもそも浄化槽ってどんな役割なの?

浄化槽は家庭から出る汚水や生活排水をきれいにする、いわば小さな下水処理場のようなものです。

トイレ、お風呂、キッチン、洗濯機などから出る汚れた水を、汚れを食べ(分解し)てくれる微生物の力で浄化して川や海に返す、とても重要な役割を担っています。

なぜ点検が必要なの?

浄化槽が適切に機能し、良好な水質を保つためには微生物たちが元気に活動することが大切です。

私たちが定期的に点検し、各設備の調整を行うことで微生物が活動しやすい環境を構築して、その働きを助けているんです。

汚れの蓄積による詰まり・水位上昇への対処や、経年劣化による各種装置の故障への対処なども浄化槽の適切な稼働のためには欠かせません。

点検をすると、どんな良いことがあるの?

浄化槽の点検をきちんと行うことで、たくさんのメリットがあります。

①環境を守る 

浄化槽がきちんと機能することで、キレイな水が川や海に流れ、環境を守ることができます。

②快適な暮らしを守る 

悪臭や害虫の発生を防ぎ、快適な住環境を維持することができます。

③浄化槽を長持ちさせる 

故障を早期に発見し、修理することで、浄化槽の寿命を延ばすことができます。

 

点検はどんな作業をしているの?

①浄化槽周辺のチェック

まずは、浄化槽全体の状況を把握します。

浄化槽の周りに異常がないか

異臭がしていないか

運転音に異常がないか

マンホール蓋に破損がないか

などを丁寧に確認します。

②水質の測定

pH(処理水が酸性かアルカリ性か中性か)、水温、DO(水中に溶けている酸素の量)、処理水の透明度…

といった項目を、槽内の各部で測定します。

③浄化槽各部位の点検

衛生害虫の発生状況、汚泥の堆積状況、スカム(汚泥が水面に浮上したもの)の形成状況、

槽内の水の流れが適切か、水位に異常はないか、目詰まりを起こしていないか、槽内の設備に破損がないか…

などなど、浄化槽が適切に稼働しているか様々な項目を点検し、改善すべき点や異常があれば、

薬剤の投入、汚泥の移送、清掃の手配、槽内の詰まりの解消、タイマーの設定、バルブの調整、破損個所の修繕といった必要な措置を講じます。

④消毒薬の補充

槽内を通過し微生物などの働きできれいになっていった生活排水は、最後に消毒槽で消毒薬に触れ、大腸菌や病原菌が殺菌されてよりきれいになった状態で放流されます。

この消毒薬の残量を確認し補充するのも点検の大事な作業の一つです。

⑤付帯機器の点検

ブロワー(送風機)や放流ポンプといった付帯機器のメンテナンスを行います。

機器に破損などの異常があれば必要に応じて修理や本体の交換を実施します。

◆故障したブロワーの修理

◆故障した放流ポンプの交換

◆浄化槽内の異常への対処風景

↑担体流動槽と接触ろ床槽の間の移流部が担体と汚泥で目詰まりしたことにより満水状態となっていました。

↑嫌気ろ床槽下部の詰まりによる満水状態でした。

 


↑浄化槽周辺に植わっている桜の木の根が槽内に侵入し育っていました。

この3か月前にも同じく根の除去を実施していますが、夏場は特に急速に育ちやすいです。

(左:旧部品 右:交換部品)

↑流量調整ポンプ下部の弁が劣化により正常に機能せず槽内の水位が上昇していたため弁を交換しました。

まとめ

いかがでしたか?

普段の点検の必要性、重要性を少しでもご理解いただけた嬉しいです!

ここでは、紹介しきれないケースやトラブルが多数あります!

というわけで、

浄化槽の点検と清掃は昭和50年創業、

経験豊富なクリーン社にお任せください!

 

サービスのご依頼、お問い合わせは

088-875-2345までお気軽にどうぞ!

 

アパート・マンション・一戸建て 専有部分の排水管高圧洗浄

弊社では、
アパート・マンション管理会社様や、オーナー様、管理組合様、また一戸建てのオーナー様やハウスメーカー様からのご依頼で、定期的な排水管(パイプ)のお掃除(クリーニング)を行っております。

よく、お客様から
「パイプクリーニングってどういうことをやるの??」
というお問い合わせを頂くので、基本的な洗浄の流れをご説明します。

排水管清掃には「高圧洗浄法」「スネークワイヤー法(トーラー)」「薬剤洗浄法」等の方法がありますが、特殊な事情がない限りは安全性が高く、環境負荷の少ない「高圧洗浄法」で実施致します。

今回は、だいたいの作業の流れを写真も合わせてご紹介したいと思います。

1.排水管清掃の方法等

排水管清掃は洗管ホースと呼ばれるホースを使います。

洗管ホースの先端には小さな穴があって、そこから高圧の水を噴射させて、パイプ内部の汚れを落としつつ、噴射の圧力を利用して、どんどんパイプの奥まで進んでいきます。

洗管ホースは、排水管の内部の曲がり部分等を傷つけないように、ナイロン樹脂等で被覆されている物を用いております。排水管内が傷つくと将来的に漏水の原因となる為、非常に重要なポイントです。

2.台所から洗浄スタート

まず台所から、洗浄をスタートします。
多くのアパートやマンションでは、台所が排水系統の上流部に位置している事が多く、油脂汚れ等、汚れの付着具合も一番多いので、ここから洗浄する必要があります。
※手順をあやまると、詰まりが発生するリスクがあります。

まずは、シンクにあるトラップという部品を取り外します。

続いて洗管ホースを排水口に挿入します。
立管(縦管、竪管とも)と呼ばれる、建物内を上下に走る共用部のパイプに届くまでしっかりと洗浄します。

作業後です。トラップ回りも手作業でお掃除が完了しております。          

3.次は洗濯機置場

続いて、洗濯機置場です。
洗濯機置場には、この写真のように洗濯機パンと呼ばれる受け皿があります。
洗浄が出来るように排水トラップを分解します。

高圧ジェット洗浄にて清掃します。
洗濯機置場の排水は、衣類の繊維やホコリなどで詰まりかけているところも多くあります。

作業後です。キレイになりました。

こちらの写真は先ほど分解した洗濯機パンの排水トラップです。この部品が組み合わさって、排水管の嫌な臭い(臭気)が上がってくるのを防止しております。
ご覧の通りとても汚れております。ここをご自身で分解して掃除されるお客様は稀で、だいたいのお宅がこのようになっております。

部品についた汚れは乾燥している為、じっくりと洗剤と水でふやかして、手作業で丹念に洗いあげています。「見えないところだからこそ手を抜かない」弊社のこだわりです。

汚れは綿や泥がメインなので、しっかり洗うとこのように新品のようになります。

4.そしてお風呂(ユニットバス)へ

続いてはお風呂です。ユニットバス等は大半がこのようにトラップがついた構造になっています。
お風呂の場合、湯垢や毛髪類がトラップを越えて、排水管(パイプ)に流れ込み、詰まりかけになっている事があります。

高圧ジェットで洗浄します。お風呂のトラップ類も洗濯機パン同様、手作業で洗っています。

写真では分かりづらいですが、キレイになりました。
パイプの汚れがひどい時は、数回洗浄をすることもあります。

5.仕上げは洗面です

最後に、洗面を仕上げます。
洗面についても、排水口周辺やヘアキャッチャー(ストレーナー)も清掃します。

排水口から高圧のジェット水を注ぎこみます。

完了です。排水口の内部もしっかりと清掃します。

洗面のヘアキャッチャー(ストレーナー)は構造が複雑ですが、こちらも薬剤とブラシによる手作業で、地道に掃除します。

清掃後です。カビ等の根が深い汚れは取りきれない場合もございます。

6.オプションで浴槽の下も洗います

オプションサービスですが、排水管の清掃とあわせて浴槽の下を洗う事も承っております。浴槽の前面にあるエプロンというパネルを取り外し、浴槽の下部を高圧ジェットと手洗いにより清掃します。

清掃中です。根の深いカビ等は取り切れない事もあります。

ちなみに、お風呂が臭う場合、浴槽下が汚れているケースが多いです。

清掃完了後です。防カビの処理も行っておりますので、しばらくは快適にご利用いただけます。

7.屋外の排水管もしっかりと

アパート、マンション、ビル、戸建ての宅内側の排水管洗浄完了後に

建物から屋外に出ている横主管、各排水枡、敷地排水管についても同様に高圧洗浄を実施します。

汚れの状況によっては、宅内の排水管清掃前にも実施する場合もあります。

作業実施前

管底部や管壁に汚れの付着があります

作業実施中

屋外の排水管についても配管を傷つけないよう、スリットのある摩擦抵抗の少ない洗管ホースを用いております。

作業実施後

汚れがキレイに落ちております。管の底に見える白いものは配管を接続する接着剤(ノリ)の跡です。

8.排水管高圧洗浄の効果

洗浄実施前と実施後に内視鏡を用いて、排水管内部を撮影しました。

油脂類等の汚れが落ちているのが分かります。これが排水管高圧洗浄の効果です。

(マンション専有部 排水横枝管)

(マンション専有部 排水横枝管)

(マンション共用部 排水立管)

洗浄にかかる時間は汚れの程度にもよりますが、アパート、マンションの一般的な間取りのお部屋であれば20分程度です。

ご参考にしていただければ幸いです^^

排水管高圧洗浄/排水管清掃(パイプクリーニング)のお問い合わせは088-823-7070までお電話下さい。

洗面の詰まり。そして排水管の劣化により交換

飲食店様からのご依頼で、トイレ洗面の排水詰まり修理に出動しました。

原因としては、お客様の嘔吐物でした。

洗面の詰まりは、サクションポンプや、薬剤処理等の方法で比較的簡単に作業が完了するのですが、今回の現場は、洗面台の排水口のストレーナーというゴミ受けが外れない構造で、下部の排水管(器具排水管といいます)を分解しての作業となりました。

詰まりを除去して、作業完了!あとは排水管を繋ぎなおして、、と思ったところ、ここで問題が発生しました。

1.排水管に経年劣化による損傷が(つд⊂)涙

ご覧の通り、排水管の接合部が劣化しており、正常につなぎ直しができない状況です。

樹脂製の排水管であれば、分解した際にあまり問題は発生しないのですが、このような真鍮製の排水管は経年により、割れが発生していたりする事があります。

2.一旦仮復旧

現場は飲食店ですぐ使えるようにする必要があった為、強粘着性の補修テープで仮復旧させました。

20161116-002

3.新品に交換へ

その後、お客様にご相談の上、新品に交換致しました。

まず、古い排水管を撤去し。

20161116-003

新品の排水管をセット。

20161116-004

全体的に劣化があったので、丸ごと交換させて頂きました。

4.トラップの種類

ちなみに、余談ですが、今回交換した排水管はPトラップと呼ばれる種類のトラップがついたものとなります。

※トラップとは、排水設備の排水管の途中に設け、水を溜める事によって、下流からの悪臭や害虫を遮断する装置です。

洗面の場合は、排水先が壁の場合はPトラップ、床の場合はSトラップが主流です。

(ご参考)

Pトラップ

ptrap

Sトラップ

strap

こう見てみると、Sは普通にS字に見えるのに、Pは反転してるんですね。

今気づきました。^^;笑

キッチンや洗面の排水管は、簡単なものであればホームセンターにもおいてますので、劣化して水漏れ等が起きる前に交換して見るのも良いかと思います。

今回は洗面の排水詰まり修理と、排水管の交換についてご紹介致しました。

最も基本的なトイレ詰まりの修理

弊社にご依頼いただく中で一番多いのが、トイレの詰まりです。

トイレの詰まりは、ペーパーや汚物の場合、割と簡単に修理ができる部類の詰まりです。

異物等が入ったりした場合は、便器を取り外したりする必要もありますが、

ペーパーや汚物であれば、ラバーカップと呼ばれる道具を使って詰まり除去を行う事が一般的です。

今回は最も基本的なトイレの詰まりである「ペーパー類の詰まり」についてご紹介致します。

1.作業前の状態

水を流すと便器の上まで水があがってきて、キレイに流れない状態です。

20161017-001

2.ラバーカップを使って

ラバーカップを便器内の口に押し当て、引き抜きます。

20161017-002

3.作業後の状態

作業後には、大きめのペーパーを塊で流し、通水テストを実施します。

20161017-003

4.動画

今回の作業の動画です。

いかがでしたでしょうか。

ペーパー、汚物等であればお客様で詰まり修理する事も可能な場合が多いので、

一度チャレンジしてみてください^^

しかし、ラバーカップも使い方にコツがあり、詰まりがガンコな場合は

除去する事が難しい場合もありますので、その際にはお気軽にご相談いただければ幸いです。

マンションのトイレ(汚水)排水管 生ゴミによる 油脂汚れの詰まり

本件は、マンションのトイレが詰まったというご依頼でした。

トイレの詰まりは、大半がトイレットペーパーの流しすぎや、汚物(うんち)による詰まりです。

その他の原因としては「誤って異物を流した」「排水管が割れている」等が多いのですが、、、

結論から先に書くと、

今回は「生ゴミによる油脂汚れの堆積」が原因となった詰まりでした。

通常トイレの排水管は、雑排水の排水管とは独立して敷設されている事が多く(※1)油脂汚れ等による管内の閉塞は起こりづらい場所です。

※1:トイレの排水と雑排水が共用されている場合もあります。

ただ、今回に関しては、トイレ排水管内部が油脂汚れの塊だらけで、生ゴミのような残飯も大量に詰まっておりました。

百聞は一見に如かずということで、詰まりの原因物について、簡単に作業写真も交えてご紹介致します。

1.管内に詰まった原因物の状況

緑のホースは、高圧洗浄ワイヤーです。上流部から下流部へ、油脂汚れの堆積物を破砕しながら洗浄しております。

20160209-001

直径100mmの塩ビ管に、これだけ大量の油脂汚れが堆積しておりました。

調理等を行うキッチン等の排水管はこのようになりますが、

トイレの排水管では、珍しい事です。

2.油脂汚れの塊(かたまり)を取り出してみました

このような汚れが20メートル程度にわたってビッシリ管内に付着しておりました。

20160209-002

見ただけでは伝わりませんが、非常にドロドロとした石鹸のような硬さの塊(かたまり)です。

大きさもすごいですね。

3.油脂汚れの塊(かたまり)の厚み

20160209-003

厚みも5センチほどあります。

このような塊(かたまり)が無数に100mm(10センチ)のパイプに詰まっていたわけですから、トイレの水が流れなくなるのも納得です。

今回は、お客様宅内の洋便器を取り外したり、パイプシャフトにある排水管に掃除口を設けないと高圧洗浄が出来ない構造でしたので、非常に時間がかかりましたが、何とかこれらの汚れを除去する事ができました。

排水管の経路を調査すると、ご依頼いただいたお客様の上層にお住まいのどこかの部屋のトイレから生ゴミが日常的に流れてきている形跡がありました。

マンションやアパートでは、主要な排水管が共用されておりますので、自分がキレイに使っていてもこのような事が起きてしまいます。

いつも書いておりますが、パイプ内部は見えないところですので、日常的に詰まり修理を行っている我々でも驚くような事があります。

パイプの定期清掃(定期点検)によって未然に防げるトラブルが大半ですので、少しでも「変な音がする」「流れがおかしいな」と思ったらご相談いただければと思います。

お風呂の排水に詰まりやすい髪の毛の除去

今回はお風呂の排水詰りの一例をご紹介致します。

風呂やユニットバスの詰まりの原因で一番多いのは何でしょう?

1.それは、「毛髪類」です。

通常排水口の手前には、ヘアキャッチャーやストレーナーと呼ばれる網目の皿がついていて、髪の毛等がパイプに流れるのを防ぐ役割をしております。

こんな形がメジャーなタイプです。
20151216-004

でも、どうしても髪の毛等は細いのでこの網目を通り抜けてしまいます。

髪の毛は軽いので下水まで流れていってくれそうなものですが、髪の毛はパイプの曲がり部分等に引っかかりやすく、網目を通過した髪の毛が、詰まりの原因となってしまうのです。

2.こんなにごっそりと詰まっております

こちらは今回作業をした風呂詰まりで除去した毛髪類です。
20151216-002

アップするとこのかたまりの大半が毛髪類であるとわかります。
20151216-003

始めは少しだった毛髪類の「引っかかり」に次の毛が引っかかり、そして次の毛が引っかかり・・・どんどん成長して、パイプをつまらせてしまいます。

3.詰まりの原因は目に見えない事が多い

結構インパクトのある写真のご紹介となりましたが、
これだけ大きなものだったら、誰でも簡単に取れるんじゃないか?と思われるかもしれません。
しかし、これは目に見えるところではなく、排水口からさらに先のトラップ内部やパイプに詰まっており、手が届かないので、特殊な道具がないと除去することができません。
イメージとしては、このような部分です。
20151216-005

今回の事例のお客様も、水が流れないという症状しか認識されておらず、原因物を見て非常に驚かれておりました。「こんなにも詰まってるとは思わなかった」との事です。

詰まりは多くのケースで、目に見えないところで起こります。

4.予防方法は流さない事

この仕事をしていてよく受ける質問が「どうすれば詰まりにくいですか?」というものです。
詰まる場所やその原因によって、予防方法は色々とありますが、今回のお風呂の排水詰りの場合は、「とにかく髪の毛を流さないこと」これに尽きます。

ヘアキャッチャーを通過してしまう髪の毛を取る商品がドラッグストア等で売られていますので、これらの商品を利用して小まめに髪の毛を取ってあげると詰まり予防に大きな効果が期待できます。

↓このような商品です
e369809h_l

以上、今回は風呂の排水における毛髪類による詰まりと、その発生メカニズム、予防策についてご紹介しました。

髪の毛詰まりの予防には、日常のお客様メンテナンスと定期的な排水管高圧洗浄/排水管清掃(パイプクリーニング)がオススメです。

トイレの排水管にある異物の詰まり

今回は、高知県の西部に位置する宿毛市へ行ってまいりました。

車で片道2時間30分弱と、遠かったです。

事前にお電話で詳細なお問い合わせを頂いたお客様で、
・トイレの流れが悪い
・ご自身で洋便器を取り外して色々な箇所をチェック済み
・見える範囲には異常が見当たらない
・近所の水道屋さんに相談するも、排水管経路不明

というような状況でした。

このような場合は、調査を兼ねた形での作業となります。

具体的には、怪しい箇所から通水テストや高圧洗浄等の実施を行い、
下流の排水管との接続を調べ、必要があれば管内カメラ等を挿入し内部を見て、問題となっている箇所を切り分けていく地道な作業です。

今回もそのような調査を行いまして、トイレと排水管の接合部(フランジといいます)から数メートルのところが怪しいという仮説を立て作業に入りました。

以下、簡単に写真も交えて

1.高圧洗浄で異物のかきだしにトライ

便器はお客様がすでに取り外して下さっていたので、便器があったところの下にある排水管から高圧洗浄。
20151124-001

高圧洗浄ノズルは、先端から逆噴射がかかっており、手前に汚れをかき出す事ができます。

通常は下流から上流に向かって高圧洗浄を行い、汚れを下流に取ってくるのが理想なのですが、こちらのお宅は排水管の構造上それが不可能であった為、上流から下流に向かって逆噴射をかけ、原因物の除去に挑みました。

2.作業開始から30分。。。やっと何かが出てきました。

20151124-002

作業開始から、3メートル地点に何か違和感はあったものの、ガッツリと排水管の曲がり部分に噛みこんでいる様子でなかなか除去ができず、作業開始から30分。やっと手前に異物らしきものが出てきました。

この瞬間が一番、仕事をしていて幸せを感じます。(笑)

3.落とさないように慎重に除去

目に見えるところにきた異物をちょっと特殊な道具を使って、慎重に除去します。
滑らせて、また排水管内に落としてしまうと、また出てくるという保証もないので、非常に焦ります。

20151124-003

異物はお菓子の袋でした。
パッと見は、薄くて簡単に流れていきそうなものですが、これが円筒状になって排水管部分の曲がりにかかっていた為、ペーパー等がせき止められて流れなかったものと推定されます。

4.作業後は便器回りのメンテも忘れずに実施

異物除去後は、便器を取り付けてテストを行うのですが、古い便器の場合、床や給水栓、ロータンクとの接合が悪くなっている事が少なくありません。
弊社では、この辺りのメンテもしっかり実施し、後で漏水等がおきないよう十分注意しております。

20151124-004
↑
ガスケットという便器と床のフランジ(接合部)に使う粘土のようなパッキンが劣化していた為、除去して新品に交換しました。
最近の便器はゴムパッキンが主流ですが、ちょっと古い便器ですと、まだまだこのタイプがあります。

20151124-005
↑
ロータンク(水をためるタンク)と便器との接合部のパッキンも劣化がないか確認し、漏水チェックを行います。

20151124-006
↑
特に取り外しを行っていないロータンク側についても同様にチェックします。

5.便器を取り付けてクリーニング

最後に便器を取り付けて、このあと通水テストを実施し終了しました。

20151124-007
便器の下や、ウォシュレットを取り外すと普段掃除が出来ないところが出てくるのですが、弊社ではそのような箇所もキッチリと手作業でのクリーニングを行っております。
もちろん見えるところも掃除をし、来た時よりキレイにして帰るよう心がけています。

以上が今回の作業でした^^

余談になりますが、

異物のお菓子の袋について、お客様が仰るには、認知症を患われたご家族の方がおられて、「おそらくその方が誤って流したのではないか?」という事でした。

介護施設等からもよくご依頼をいただくのですが、誤ってトイレにオムツやゴミ等を流してしまう事が多いようです。

異物の場合は外から取り出すことが困難なケースが多く、基本的には便器を取り外します。

便器を取り外して、便器内部や手の届く排水管部分に異物があれば比較的簡単に除去が可能です。

ただ、異物が便器を超えて排水管の途中にかかっている場合や取り外しが出来ない和便器等の場合は、今回のケースのように排水管高圧洗浄や、トーラー等による管内作業が必要になります。

異物の種類によりますが、重みがあり、硬くて、大きいもの等はどうしても取り出す事ができない場合もあります。

そのような場合は、排水管を掘り起こして物理的に切断し、そこから異物を除去する事となり、大がかりな作業になります。

と、詰まりと一言で表しても原因はさまざまで、まずは調査をしてみないと分からない事も多いので、何かお困りの事がありましたら、ご相談下さい。

屋外の排水管や枡 木の根っこによる詰まり

突然ですが、
庭などに木などの植栽を植えていらっしゃる方って、多いですよね。

一般のご家庭にしても、マンションにしても、学校や会社、工場、その他施設にしても多くのお庭には植栽が植えられています。

今日はそれらの「植栽」が原因となる詰まりについて対応して来ましたのでご紹介します。

木の根が排水管や排水枡に侵入する理由は様々ですが、

・地盤の沈下等によりパイプの接合部や、枡の接合部に隙間が生じる
・枡の経年劣化により枡やパイプとの間に隙間が生じる
・地盤の沈下等に伴いパイプに無理な力が加わり、パイプが破損する

等のケースが多いのが現状です。

今回のケースは「コンクリート枡の経年劣化」によるものです。

では、早速実際の写真を見ていきましょう。

こちらのお客様の場合、屋外にある排水管と枡の全てに木の根が侵入してます。

1.風呂、洗面、洗濯からの排水部分

(作業前)ご覧の通り木の根だらけです。右側のパイプ以外、何がなんだかよく分かりません。

20151028-001

(作業後)手作業と高圧洗浄で除去します。

20151028-002

2.キッチンからの排水部分

(作業前)キッチンからの油脂汚れが木の根と絡み、水が流れなくなっておりました。

20151028-003

(作業後)こちらも同様に原因を除去しました。

20151028-004

3.その他合流部分

(作業前)砂利等も入ってきているので、亀裂部分の拡大が懸念されます。

20151028-005

(作業後)幸いにも亀裂は大きくなく大事には至りませんでしたが、亀裂は修繕が必要です。

20151028-006

4.下水道接続最終枡

(作業前)コンクリート枡のわずかな亀裂から木の根が侵入しています。

20151028-007

(作業後)最終枡は深くて作業が大変なのですが、手作業と高圧洗浄で除去しました。

20151028-008

いかがでしたでしょうか?

木の根が排水管に侵入するという事は、多くのお客様にとって「想定外」の出来事です。

ただ、実際にはこのようなケースは多くみられます。

木の根が一度パイプ等に侵入すると、奥深くまで進みながら、根自体も太くなってきます。

そうすると、侵入元の亀裂等もさらに広がってしまい悪循環が生まれます。

最悪の場合、排水管が割れてしまう可能性もあります。

初期の段階であれば、木の根の除去も比較的容易ですし、侵入防止の手立てもあります。

屋外の排水枡はマイナスドライバ等の簡単な工具で開ける事ができる為、植栽を植えられているお客様は一度点検してみてはいかがでしょうか。

気になる事がありましたら、いつでもご相談いただければと存じます^^

マンション 排水槽(ビルピット)の高圧洗浄

こんにちはo(`・д・´)o

今回はマンションの排水槽(ビルピット)を高圧洗浄を使って清掃しました。

ビルピットとは、し尿や雑排水を一旦貯めて、ポンプによって下水道へ流す為の装置で、放流先の水位が高く、自然に排水できない場合に利用します。

ビルピットにはトイレの排水や生活排水が流れ込む為、時間が経つと汚れが付着していきます。

汚れがひどくなると、ポンプを作動させるスイッチに影響を及ぼしたり、固形化した汚れがポンプに挟まってポンプが故障したりする原因となります。

早速、写真を使って清掃内容をご紹介したいと思います。

1.清掃前は、壁面やポンプに汚れがたくさん

清掃前の写真です。
壁面の赤枠で囲んだところに見えるのが油脂を主とする汚れです。見た目ではわかりませんが、石鹸くらいの硬さがあり、詰まりやポンプ故障の原因となる厄介者です。
20151129-001

2.業務用高圧ジェットガン

今回使用する業務用の高圧ジェットガンです。ほぼ直線型の噴射から、霧の噴射まで自由自在です。
圧力も家庭用とは比較にならず、しっかりと持っていないと後ろに吹き飛ばされそうになります。
20151129-002

3.まずは上から作業

上部から高圧ジェットを噴射し、大まかな汚れを破砕していきます。
20151129-003

4.仕上げは内部から作業

大まかな汚れが落ちたら、換気や、防護メガネ、マスク、服の着用等の安全対策を行った上で、ビルピットに入り内部から作業を行います。
上からの作業で完結すればいいのですが、細かな汚れを落とすにはやはり必要な作業です。
とにかく安全第一で作業しております。
20151129-004

5.ポンプのフロートスイッチは手作業で

ポンプの動作を水位によって制御するフロートスイッチは引き揚げ、手作業で回りについた油脂を落とします。ピカピカになりました。
20151129-005

6.完了後は、水中ポンプの動作テストも忘れずに

こちらが作業完了後です。すっきりキレイになりました。
作業完了後は、水を貯め、仕様通りにポンプが動作するかテストを実施して終了になります。
20151129-006

7.放流管も高圧洗浄

ポンプからの排水管は、常に圧力がかかった水が流れる為、詰まりの心配は少ないのですが、管内が油脂汚れ等で狭窄しているとポンプにかかる負荷も増えるので、しっかり高圧洗浄します。
破砕された油脂汚れが出てくるのがわかります。
20151129-007

以上が今回の作業のご紹介です。

ビルピットをはじめ、排水設備は目に見えないところにある分、一般のお客様は存在さえご存知でない方が多いかと思います。

しかし、一度、排水設備が故障すると、敷地や家の中に汚水や排水が逆流したり、大きな支障を来たす事が少なくありません。

目には見えないけど、大切な排水設備。インフラ全般に言えることですが、普段からのしっかりとしたメンテナンスが大切だと思います。

詰まり屋さんドットコムのクリーン社では1975年の開業以来「浄化槽」また「行政から委託を受けるコミュニティプラントや農業集落排水施設」の維持管理業務を行っております。

排水設備の事ならいつでもご相談下さい。